与侈港の変状調査
2016.05.31(17:34)
今回は、僕の本業に関わる内容です。港の変状調査(点検)状況です。
業務で実施した場所なら守秘義務がありますので、こんなことは出来ませんが、
なんせプライベートの趣味ですから(笑)。気になって撮影しただけですから(笑)。
ニュースでよく、トンネルや公園の点検などと言われていますが、
そんなものの一例と、ご理解下さい。

同業者の方は、こちらのカイのようにほくそ笑んで下さい。
実際見られても困るけど。

調査した場所は、愛媛県与侈港。
僕の地元。絶好の釣り場。

与侈港の風景。上部の斜面には家が建っています。

比較的新しい防波堤。ワーロック 直立消波工で作られています。
この形が波を打ち消し、テトラポッドを置く手間が省けます。

防波堤の欠損箇所。剥がれたコンクリートはどこ行った?

防波堤の欠損とひび割れ多数。

防波堤の欠損箇所。ここも剥がれたコンクリートはどこ行った?

防波堤に走る巨大なひび割れ。
海と水平に走っているので、かなりの波を受けた模様。
実際冬の時化や台風になると、波が当ってどーんと聞こえます。

上の写真の近景。ひび割れがひどい。

調査スパン番号。
切れ目(目地)ごとに番号を振って、3番はOK、4番はダメ等と判定します。

調査スパン番号。
船からも調査出来るように、側面にも番号を振っています。
(歩く場所にだけ番号を振ると、側面から見えませんね)
港に行ってこんな番号が書かれていたら、調査をしたと言うことです。
公の仕事ってあんまり目に付かないですが、こんなことやってます。
場所によっては、水中部に潜水士を入れて調査するんですよ。
世の中の裏方仕事でした。
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