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佐賀県 太良町商工会 アワビ水槽で試験養殖

2016.05.23(12:34)
佐賀新聞 2016年05月17日 23時15分

佐賀県で和丸水産と同じく、アワビの陸上養殖を進められています。

ただ、「20ミリから出荷の目安となる70ミリまで育てるには半年ほどかかる」とありますが、まずありえないですね。
20mm ⇒ 70 mm 6ヶ月間で
となると、1ヶ月あたり8.3mm成長しないといけませんが、まず無理ですね。
一般では、アワビの成長率は月間2~3mmあれば良い方です。

まあ、テレビで正月等に発表される市場のセリの金額報道についても、現場から大きく異なる高値が発表されますので、こんなもんだと思って聞いたり見たりした方が良いですね。
これは特にふぐ漁をやっている時に思いました。
※うちがテレビに出た時も、多分印象が良くなるように伝えられていると思います(笑)。

↓以下、本文
高級食材のアワビを陸上で養殖する試みが、藤津郡太良町で進められている。海況に左右されることなく、年間を通して供給できる強みを生かし、カニやカキに続く特産品にする狙い。温度管理をしたコンテナに有明海の海水を入れた水槽を設け、稚貝を育てている。

 試験養殖に取り組んでいるのは、太良町商工会の有志で2014年度に立ち上げた「あわびの陸上養殖研究会」。愛媛県などアワビ養殖の先進地を視察して技術を学び、15年度までは町の補助も受けている。

 養殖には、トラック用の保冷庫を使用。中にはアワビを入れる水槽や、サンゴを入れたろ過装置があり、有明海で採取した塩分濃度約30%の海水が循環する仕組みになっている。室温は空調設備で管理している。

 品種は純国産のエゾアワビで、20ミリや50ミリの稚貝を業者から仕入れる。20ミリから出荷の目安となる70ミリまで育てるには半年ほどかかるといい、試験を重ね、仕入れに適したサイズや管理方法を見極めている。

 アワビの提供先としては、町内のカキ小屋や温泉旅館を予定しており、研究会の峰松弘会長(60)は「町内で提供でき、ふるさと納税の返礼品にも活用できる。養殖が軌道に乗り太良の第3の特産品になれば」と期待している。
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和丸水産のもと

Author:和丸水産のもと
 
和丸水産のもとは、大阪の自然環境調査会社で勤務中!

環境関連の知識をフル活用して、アワビ養殖の実態、アワビの全国ニュース、環境問題等についてお伝えします!

※写真は和丸水産代表です。

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